真の『陰の者』

バイトが終わるたびに「二度と出勤してやらん」と固く心に誓いますがけっきょく毎日出勤します。



さて、昨晩、友人の卒論制作を手伝っていた(横で座ってただけ)のですが、


友人に、彼氏と別れるべきかどうか相談しておりました。


というより相手がなにを考えているかよくわからないので一緒に考えてもらっていました。


友人は男ですが女性経験はありません。にもかかわらず女性の心がわかるスゴい人です。想像力が豊かで尊敬します。なににおいても言えることだと思いますが…。


「なんで私ばっかり相手のことを許さなきゃいけないんだろう」と言ったら、


彼は「許さなきゃいいよ」と顔色一つ変えずに言うので、


「私が相手を許さなかったら関係が崩壊するんだよ」と返したところ思いがけない言葉が返ってきました。


「いや、許さないで、小さな仕返しをしていくしか無いよ」と。


小さな仕返しとは…と訊ねると、


「相手にバレないような、でもバレたらバレたで、こういうところが嫌だって言えばいいような、小さい仕返し。LINEの返事を遅くするとか、自分で決めて実行するだけ。自分は満足するし、自分の中では相手に確実にダメージが与えられる」



とのこと。



その発想はなかったわ」と感心していると、


「おまえはまだまだ陽の者だな。真の陰の者はこういう発想なんだよ。もっと陰湿になれ。卑屈になれってことじゃない。そうするとラクになるよ」


そう言って彼はまたパソコンに目を落とし卒論制作を再開しました。


と思いきやツイッターを見てた。




人間関係って自分のとらえ方しだいで如何様にも変化しますね。どうしても自分だけの視点から見てしまいがちになるけど、そういうときこの友人に相談するとだいたい新しい視点が得られます。


私も陰の者になって小さい仕返しをします。