飲み屋に1軒行ったくらいで股を開く女はいません(2)
質問箱にブログに関するアンチコメントが来てからというもの、すっかり怯えてブログを更新できずにいましたが、勇気を出して再開しま〜す(笑)
前回までのあらすじはというと、
学生パーティーで芸能人の真似事をしている19歳の男の子に出会った私、その場でLINE交換をしたものの二度と会うことはないだろうなと思っていたら…
なんとその晩に彼からヤリモクLINEが来た!
ということで、12月某日、ヤリモクランチに出かけたのでした。
さて今回の内容に入りたいと思います。
新宿で待ち合わせし、5分ほど遅刻してきた彼はパーティーで会った時よりカッコよく見えた。まあ自称モデルなのでそれなりにカッコいい。
「俺GUに行きたいんだよね」と言われたので西武新宿駅方面のGU向かい、ダウンコートを買う様子をなんとなく眺めながら、話に適当な相づちうってた。何を話したかは全く覚えてない。
そのあと、「俺実は新宿より渋谷の方が詳しいんだよね」と今更な告白をされ、
私も「なるほどね。渋谷にはGUはないもんね」と謎のフォローをし、
渋谷へ移動。
彼が靴を買いたいと言うので靴屋へ行った。
足のサイズ30なのにレディースが履きたいと言って聞かず3軒回った…
なんだかデートみたいだなと思いつつ、夜にセックス誘われるんだろうな〜と思って萎えていた。
年下に一切興味がないし話してて面白くなくて、この人とセックスしたくないな…と一人でどんより沈み込んでいた。
※まだ誘われてもいないのに
やらない方がいいかな〜と一瞬でも思う相手とはやらない方がいいので、セックス誘われても断る前提でこのデートは進んでいる。
※まだ誘われてもいないのに
こんなこと書いたらまた「調子にのるな」とアンチコメントが来てしまうな。(本当に怯えています)
その後横浜に移動し、川?とかイルミネーションを見ながら寒い中喋っていた。
彼は高校の時野球部のエースだったらしい。
たしかに野球部っぽいね、と私が言うと
「○○ちゃんは陸上部でしょう」と言われたので、よくわかったねと返すと
やっぱそうだよね、そういうのはなんとなくわかるよと笑っていた。
中高6年間帰宅部だけどね。ごめんね
夜になって居酒屋に行くため下北沢に移動。
読んでもらって分かるように、この日メチャクチャ移動したのでこの時点でヘトヘトだった。
下北沢では路上にコタツが出ている居酒屋に行った。
ここは雰囲気も料理も酒も美味しかったし、コタツはやはり和むし、総じてなかなか良かったのでオススメです。と思ったんだけどもう4月も終わりなんだよな……
なんやかんやで居酒屋にて3時間くらい喋っていた。恋愛の話中心に。
彼はしきりに「年上の女の人が好きなんだよね」と言っていて、それで私を誘ったのか〜と思いながら「私も年上の男の人が好きだな」と言うと彼は明らかに微妙な顔をしていた。
私はその日黒いタイトなワンピースに白いダッフルコートにヒールを履いてたんだけど、
「いつもそんな綺麗な格好してるの?俺はパーカー着てたりスニーカーとか履いてる女の子が好きなんだけどな」と言われ、
服は別にお前の好みに合わせて着るものじゃないだろうとイラついて
「そうなんだ。私はあんまりそういうの着ないな。でも可愛いよね。」と返した。
彼のこの発言にイラつくのは私の心が狭いからなのかな?みんなどう思う?
23時過ぎになって、そろそろ行こうかと言われて駅の方面に出たら
「このあとどうする?」
と言われたので
「帰るよね?」と返したら、
「帰らないっていう選択肢もあるよ」
とさらっと言われた。
なんて返そうと思ったけど、酔っ払ってたし頭も回らなくて「うーん、無いな」と言ってしまった。
彼はちょっとびっくりした顔をしていたけど、私がじゃあねと言ったら
「また会ってくれる?」とニコニコしながら言ってきたので「うん、また会おう」
と返した。
下北沢から上り方面の電車に乗ると言ったら「家そっちだっけ?送るよ」
と言われたが「いや、大丈夫だよ」と言って別れた。振り返らなかった。
結局、彼とはその日以来一度も会うことはなかった。まあそうだろうな。
なんならインスタのフォロー外されてたの先週発見した。
【完】
ちなみに別れた後で向かった先は…
Next Conan's Hint→ヤリモクでヤリモクを打ち消す
真の陽キャヤリモク回避録
前回更新した記事がまだ完結していませんが、今日は大学の後輩と飲んできたので記憶が新しいうちにそのことについて書きます。
演習の授業が同じで、ちょくちょく連絡取ったりするなど割と仲良くしていた後輩なんですが、1月頭に「遊びましょう」とLINEが来たので遊ぶことにしました。
何時にどこに集まる?ときいたら
このような返事が来てしまったのでヤリモクを確信しましたが…
お恥ずかしながら、私は無駄な性交渉はしないと心に誓っています。というより、日々の生活(主にバイトと就活)で人間関係に疲れ果てているので、新規の人間と性交渉するなどという気力も体力も、もうどこにも残っていないと言ったほうが正しいかと思います。
悲しいですね。
しかしながら質問箱には
「ビッチなんですか?」なんて質問が来るので、みなさんにはビッチだと思われているのかもしれません。
私の質問箱には金と性に関する質問しか来ません。
悲しいですね。
話が逸れました。
彼がヤリモクということはほぼ明らかでしたがこちらも断る自信がありましたので、遊びに出かけました。
15時過ぎに会って買い物したりお茶したりして、18時には居酒屋で飲み始めました。
彼は生まれついての陽キャという言葉が本当にしっくり来るような人間で、心の底から明るさが弾けているようなそんな人です。
勉強もできて運動もできて顔もかっこいいのにちょっと冷めたことも考えていて、でもそれを鼻にかけているわけでもないので、みんなが彼のことを好きな理由がすぐにわかりました。
そして私はてっきり、彼は1年半付き合っている彼女とうまくいっているもんだと思っていましたが別れたという話を聞きました。
内心安堵しました。
彼女がいるのに私の部屋で宅飲みしたいなんて言う後輩だとは思いたくなかったので…
彼から恋愛の話を振られましたが詳細を話すのは面倒なので「いやいや私は何もないよ〜たまに男の子とご飯食べることはあるけど発展はないよね」と嘘のような嘘ではないようなことを言い、
彼から「え〜遊びたいとか思わないですか?」という質問が来たところでしめたと思いました。
ヤリモクを回避するにはこの質問への返し方が大事だと勝手に思っていますので
「いや〜どうかな〜めんどくさいし。でも○○君みたいにモテそうな男の子は遊びたいって思うでしょ〜?」
これに大半の男の子は「まぁ遊びたいですよね〜」と返してくるので、その時点でこの人と発展する可能性は無いと自分の中で確信がもてます、私の場合。
私とやりたいならせめて私の前では、ほかの女の子とも遊んでみたいなんて言わないでほしいなぁというのがその理由です。身勝手ですが、こちらにも性交渉する人間を選ぶ権利はあると思うので判断基準にさせてもらっています。勝手に。
たまに「いや遊びたいなんて思わないよ。凄くよさそうな子が居たらやりたいと思うけどね」
みたいなことを返してくる人がいまして、私としてはそういう人は良いなぁと思います。
まぁ単純に女慣れしてるだけなんですが、どうせなら女の扱いに長けててこっちも気分よくなれる方がいいかなと思う次第です。
結局、彼は前者であることがわかったので
「そうなんだ〜すごいね! 私は遊ぶのはいいや〜」
と言うとだいたいの男の子はそれ以上誘って来ません。
頭が悪く勘も鈍い男の子もたまにいて、気づかないで誘って来ることもありますが。
やりたくないとはっきり言えばいいと思う方もいるかもしれませんが、そんなことしたら今後の相手との関係が悪化することになりますのではっきりとは言いません。
ということで21時半には解散して帰路につきました。
大学の後輩ですので変な関係にならず、これからもそれなりに仲良く出来たらいいなと思います。
今回、何様だよと思われてしまったかもしれませんがこれは普段周りの人間には口が裂けても話さないような内容ですので、どうか目を瞑ってください。
飲み屋に一軒行ったくらいで股を開く女はいません
ネタがなかったので更新できませんでしたが、最近未成年の男の子とデートする機会があったので記事にします。
まず出会いから書きます。私の副音声付きで読んでください。
11月某日、イベント好きでミーハーな友人から、わけのわからない学生団体が主催するパーティーに誘われた。
なんでも、学生を集めて交流を広げるのが目的(つまり目的がない)のパーティーらしい。
私はその手の集まりに行ったことがなかったということと、せっかく誘ってくれたということもあって、行くことにした。
実際行ってみたら、
パーティーというのだからそれなりの会場なのかと思いきや、ありがちな趣味の悪い内装のライブハウスみたいなところが会場。1回萎える。
しかも地下で携帯の電波が入らない。1回萎える。
集まったのは結局40人くらいの学生で、おそらくみんな私より年下だった。(あとから聞いてわかったことですが、大1、大2が中心のパーティーだったらしい。)
年下の人間にほとんど興味無いので、
学生団体の胡散臭い代表の話を聞きながら、初っ端から適当にお酒飲んでカウンターに座ってたら、真っ黒の長いコート着た長身の男が近寄ってきた。
「え、もうそんな飲んでるの?」
いきなり話しかけられてかなりビビったが、イケメンだったし年下に見えなかったので素直に「イイじゃん」と思った。
「いや〜こういうところあんまり来ないからどうしていいかわかんないんだよね」
私がそう言うと「俺も来ないな。お姉さん普段何やってる人?」といきなりの質問。
私「学生ですよ。(普段何やってる人?って聞く奴にロクな奴いない)お兄さんは?」
長身男「俺は今19でモデルやってる。去年までは〜〜〜〜とか〜〜とか色々やってたけどね。」
私「へ〜モデルかぁ、どおりでイケメンだしスタイルいいし雰囲気ちがうわけだね〜(つーか19でそんだけ色々やってるってつまり全部中途半端ってことだよな〜)」
学生しかいないパーティーなのに、言うてしまえばフリーターみたいな奴がいることに驚いたし、私は現実志向なので、有名人になりたいとか芸能界で生き残りたいとか本気で考えている奴に興味がない。むしろ近寄らないでほしい。勝手に夢とか語られても反応に困るので。人に語ることでモチベーション上げようとしないで1人で頑張ってくれ。生きてる世界線が違うんだ。
と思ってもそんなこと顔に出せないので、一通り彼の話を聞いた。内容は覚えていない。
なんだかんだ30分くらい話していると、いかにも女の子みたいなキャピキャピした若い子が近寄ってきた。
聞いてみれば女優さんらしい。へ〜、すごい。確かに可愛かったので納得した。
しかし彼女が興味あるのは私ではなくモデル男のほうだとすぐにわかったので、話のキリがいいところで席を立った。
その後、大学1年の男の子2.3人と話してみたが話の内容は覚えていない。彼らの服装がダサかったことだけは覚えてる。
22時くらいにお開きとなったので、私を誘ってくれた友達と会場をあとにし、一緒に駅に向かった。
駅に着いた時に、後ろから先ほどの女優の子とモデル男が「さっきはどうも〜〜」と言いながら近寄ってきたので「あ〜ありがとう、楽しかったね〜じゃあね〜」とだけ言って顔もほぼ見ずに改札に入った。
去り際、ちらりと女優とモデル男の方を見ると、2人ともかなり出来上がってる感が出てたので、
今夜この世にまたひとつ𝓛𝓞𝓥𝓔が誕生するな…
と勝手な想像をし、電車に乗って帰った。
今日このパーティーで会った人間とは二度と会うことはないだろうと本気で思った。
しかしその夜、モデル男から「今日はありがとう!近いうちご飯でも行かない?」
という謎のヤリモクLINEが来た!
ヤリモクってわかってる時点で謎ではないが。
30分ちょいしか話してない人間とご飯に行きたいなんて普通思わない!これはヤリモクLINEだ!
そう思ったがイケメンだったしご飯くらいなら行こう、あともしかしたらヤリモクじゃないかもしれないしな、と思って、いいよと返事した。
ということで12月の頭にヤリモク(仮)・ランチに出かけました。
次回はその日のことについて書きます。
真の『陰の者』
バイトが終わるたびに「二度と出勤してやらん」と固く心に誓いますがけっきょく毎日出勤します。
さて、昨晩、友人の卒論制作を手伝っていた(横で座ってただけ)のですが、
友人に、彼氏と別れるべきかどうか相談しておりました。
というより相手がなにを考えているかよくわからないので一緒に考えてもらっていました。
友人は男ですが女性経験はありません。にもかかわらず女性の心がわかるスゴい人です。想像力が豊かで尊敬します。なににおいても言えることだと思いますが…。
「なんで私ばっかり相手のことを許さなきゃいけないんだろう」と言ったら、
彼は「許さなきゃいいよ」と顔色一つ変えずに言うので、
「私が相手を許さなかったら関係が崩壊するんだよ」と返したところ思いがけない言葉が返ってきました。
「いや、許さないで、小さな仕返しをしていくしか無いよ」と。
小さな仕返しとは…と訊ねると、
「相手にバレないような、でもバレたらバレたで、こういうところが嫌だって言えばいいような、小さい仕返し。LINEの返事を遅くするとか、自分で決めて実行するだけ。自分は満足するし、自分の中では相手に確実にダメージが与えられる」
とのこと。
「その発想はなかったわ」と感心していると、
「おまえはまだまだ陽の者だな。真の陰の者はこういう発想なんだよ。もっと陰湿になれ。卑屈になれってことじゃない。そうするとラクになるよ」
そう言って彼はまたパソコンに目を落とし卒論制作を再開しました。
と思いきやツイッターを見てた。
人間関係って自分のとらえ方しだいで如何様にも変化しますね。どうしても自分だけの視点から見てしまいがちになるけど、そういうときこの友人に相談するとだいたい新しい視点が得られます。
私も陰の者になって小さい仕返しをします。
セクハラ上司
バイトに手を出したりセクハラしたりする26歳の上司がいます。
上司は頭の回転が速く、人に仕事を振るのがうまいので現場がよく回っていることは確か。要領が良いのだと思います。
先日バイトが終わったあとに「相談したいことがある」と言われたので話を聞いてみたら、
仕事をやめようか悩んでいるということと、彼女にしたい人がいるとのことでした。
誰でもできる仕事ではないから続けても良いと思うと言いました。私は2月に辞めるのでもう上司と関わることないし。
彼女にしたい人がいるって言われて、正直なところ「お前みたいな奴が他人を幸せにできるわけがない」って思いました。仕事はよくできるかもしれないけど、これまで人間性を疑う場面が多々あったので。
「○○さん、まじめに生きようとしてるんだね」って言ったら
「俺は元来真面目なんだよ」って言われたから「本当に真面目だったらバイトに手を出したりセクハラしたりしないよ」って言った。私は上司に楯突いたり歯向かったりすることがないので、これでも精一杯の嫌味のつもりだった。上司は驚いた表情したけど、そのあとすぐ伏し目がちに「確かにそれは不真面目だったかもしれない」って言ってちょっと笑ってた。笑うなよって思った。
上司のせいで不快な思いをしたバイトが何人もいる。でも上司はそういうことに気づかず、気づこうともせず、仕事と同じように"ソツなく"彼女作って、勝手に幸せになるんだろうなって思った。
正直に誠実に生きてるつもりでも、要領が悪かったら結局なんの意味もないんだって虚しくなった。そこに意味を見出すのはいつも自分じゃなくて他人だから。
ラブホ童貞(3)
前回更新してからずいぶん期間が空いてしまいましたが、ラブホ童貞の話の続きです。
ついに部屋に入った私たちですが、一番ランクが高い部屋とあって、綺麗なことはもちろん、無駄に広く設備も充実していました。
彼は「えー!!これがラブホなんだ!すげー綺麗じゃん!てか、コンビニで色々買ったけど持ち込んで大丈夫なの?」
とラブホ童貞らしくはしゃいでいました。これ演技だったら悲しいな。関係ないけど買ったもの持ち込み不可だったらかなり辛くない?
そこからはカラオケやったりゲームやったり、ひとしきり楽しみました。これは普通に楽しかった。
彼にお酒を飲ませて早いうちに寝かせてしまおうと考えていた私は、買ってきたお酒を彼に飲んでもらっていい気分になって頂き、彼とは一定の距離を保っていましたが…
やっぱりラブホテルに来てしまった以上、その先の行為のことを考えずにはいられないですよね。彼の方は。
一緒にお風呂に入ろうと執拗に誘われ断り続け、2時間ほど格闘しました。時刻は0時をまわった頃でした。
私も彼も戦意喪失してきた頃、彼は「どうしてもおっぱい触りたい。5万払うからおっぱい触らせて」
とプライドを捨てて懇願してきました。驚いた私は
「おっぱいに5万?!それはおかしい!!!」と叫んでいました。
いや、おっぱいに5万は払い過ぎですよね?この人どんだけ飢えてるんだよって…
「金銭授受は問題あるし無理だよ」と諭すと、彼は
「じゃあどうすれば俺とエッチしてくれるの?付き合えばいいの?セフレになればいいの?」とまた訳の分からないことをまくし立ててきました。
ちなみに彼はパンツしか履いていません。裸です。
「そういう問題じゃないよ。しないものはしない」と返すと
「じゃあわかった。もうなんでも言うこと聞く奴隷になる。それならいいでしょ?」
彼は頭を抱えて苦しげにそう言いましたが、いや、頭を抱えたいのは私の方。奴隷って何?性の奴隷ってこと?
まず、人との関係性を構築する上で奴隷という概念がなかった私は困惑しました。
「奴隷?奴隷って何…」
「俺も分からないけど…」
「なんかもう疲れた…」
「眠い」
こうしてパンイチ男と私の攻防は、彼の奴隷宣言によって幕を閉じました。
この時すでに午前4時。限界だったので私はソファで寝ました。寝心地悪かった。でも他人と一緒の布団で寝る方がもっと寝心地悪い。
彼はひとり ベッドで寝たようです。
翌朝、駅の改札まで送って頂き、別れ際に彼は「呼ばれたらいつでも飛んで行きます。俺は奴隷なんで」と言っていました。
その後、会えばすべてお金払ってくれるしなんでも言うこと聞いてくれるし、完全に奴隷です。
しかしそれではあまりに心苦しいので「奴隷じゃなくて彼氏になる?」と訊いたら
「付き合うと気を遣わなきゃいけなくなるから奴隷のままでいさせてください」
と懇願されてしまった。奴隷だったら気を遣わなくていいってこと?思考回路がショートしてんじゃないのかな。
しかし私は奴隷の扱い方がわからない(当たり前)ので、困惑し続けています。
よい扱い方があれば是非教えてください。
ラブホ童貞(2)
満室だったら即帰宅するという約束のもと、私たちはついにラブホテルにやってきました。
在室・空室が表示されるパネルを見ると…
私の予想に反し、4部屋ほど空いていたのです…。(というか、そもそもラブホテル事情に詳しいわけでもないのに藪から棒に予想をしたのがよくなかった)
私は黙り込みました。どうしよう…。ここで逃げ出すか、それともチェックインするか。でも部屋に入ったら絶対そういう流れになる。これまで築いてきた友情が崩れる…
かなり考え込んでいましたが、ふと彼の様子を見ると
「ラブホってカラオケとかゲームとかあんの?!すげえ!これやりたい!この部屋でいい?!」
と、私の葛藤をつゆ知らずはしゃぎ続けていたのでした。
いや、まだ行くって言ってないよって言おうとしたところで、別のカップルがホテルに入ってきてしまいました。しかもかなり泥酔していて、既にめちゃくちゃに絡んでる中年。
見るに耐えないなぁと思ったのと、このまま鉢合わせし続けるのもな、そしてエントランスで小競り合いするのもなぁと思いとりあえずチェックインすることにしました。あっけない。
今書きながら思ったけど、頭悪い。
彼が選んだのは空いている部屋の中で一番高い部屋。2万?!普通のホテル行けるやん…と思いつつ半分出そうとしたら全力で制止される。
絶対に奢られたくなかったのに全額払われてしまった。また敗北に一歩近づいてしまったと思いました。
*敗北…いろいろなことをうやむやにされて結局流れでセックスに持ち込まれること。
最悪、何かされそうになったら全力で逃げ出そう…無駄なセックスはしないと胸に誓い、最上階の部屋へ向かったのでした。
次回チェックイン編に続きます。